こんにちは!
今回は、西宮市にあります賃貸マンションのタイル補修についてお伝えしていきます。
タイル補修方法は代表として、ボンド注入と張替えの2つが挙げられます。
まずは、ボンド(*エポキシ樹脂)の注入で、タイルの浮きを止める方法です。
(*エポキシ樹脂…ボンドの一種。コンクリートや鉄鋼版の構造用接着剤として高い能力を発揮するプラスチック素材。)
ボンドの注入でタイルの浮きを止めるためには、主に鉄筋コンクリート(RC)の建物である事が条件となります。
鉄骨造(ALC)建物は、ボンドの注入では浮きを止める事は出来ません。
理由は、ALCボードの表面には無数の気泡が空いており、その気泡の中に注入したボンドが吸い込まれるためです。
その結果、タイルとALCボードがうまく接着しません。
逆に、コンクリートの場合には、表面が固く気泡等もないため、コンクリートとタイルの隙間にうまくボンドが固定され、しっかりと接着されるのです。
一般的にボンドというと、水に弱い・長持ちしない等のイメージがありますが、エポキシ樹脂は、タイルの四隅が少しでも接着していれば、「もうタイルが落ちるという事はない」くらい強靭なのです。
では、その工程を写真でご紹介します。
①施工前の写真です。打診調査を行い、浮いている箇所を青のテープで囲っています。。
②タイルが3枚隣り合わせになっている部分の目地に、ボンドを注入するための穴を開けていきます。
③目地の穴を開けた部分に、ノズルからガスを吹きかけて、中に詰まっている埃を押し出します。
④穴の中にエポキシ樹脂のボンドを注入していきます。緑の印部分が、ボンドを注入した場所になります。
⑤ボンドを注入した部分に、補強用のピンを刺しこんでいます。(*アンカーピンニング工法)
*アンカーピンニング工法…浮きが発生している箇所にエポキシ樹脂などの接着剤を満遍なく充填し、補強用のステンレスピンを埋め込んで浮き部全体をアンカーピンと接着剤で固定させる工法。接着剤とアンカーピン、二重の補強によってタイルの剥落を防ぎます。
⑥最後に、ボンドを注入した穴を既存の目地の色に合わせた目地セメントで埋めてあげます。
⑦完了しました‼
次に、タイルの張替えをご紹介します。
タイルの表面が地震等の揺れで大きく割れると、割れから水が浸入するおそれや、見栄えにも影響があるため、張替えが必要となります。
①張替え前です。斜めにヒビが入っているのが分かります。
②サンダーで張替える部分の目地を切っていきます。タイルとタイルの縁を切っておかないと、タイルを取り除く際に隣のタイルまで割ったり、傷つける原因となります。
③張替えるタイルを取り除きます。新しいタイルを張った時に面が合うように、コンクリートの凸凹を綺麗に削ります。
④タイルを張る前に、表面についている埃を落とします。この作業が不十分だと、コンクリートボンドがうまく付きません。一番大切な工程です。
⑤タイルを張り、高さや列を綺麗に整えていきます。
⑥タイルの目地を埋めていきます。表面にもコンクリートが付いているので、綺麗に拭取ります。
⑦完了しました‼
近年、タイルが落下し通行されている方などに当たり、ケガをされてしまう事例は数多く発生しております。
自然災害以外でのタイル落下による傷害が発生した場合には、その責任を追及される事にもつながります。定期的に、改修工事を行う事が重要です。
15年以上改修工事を行っていない場合には、是非私どもにご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました‼
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新年あけましておめでそうございます。
謹んで初春のお慶びを申し上げます。
旧年中は、弊社に格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
株式会社白鳳は本年も皆様のお役に立てるよう業務に邁進しますので、より一層のご指導・ご支援のほどお願いいたします。
寒さが続きますのでご自愛ください。
さて、今回は南森町にあるマンションの外壁や階段・廊下等の改修工事を行いました。
4ヶ月に渡っての大規模改修工事の様子をbefore・afterでお伝えしていきたいと思います!
1.外観 北西面
タイルの補修を行った後、洗浄工事を行いました。
beforeに比べ明るく仕上がりました。
2.外観 北面
バルコニー天井、パーテーションを塗り替えました。
バルコニー内が明るくなりました!
3.外観 東面
塗装面は一般シリコン塗料より耐候性の強い汚れにくい遮熱塗料を使用しました。
4.共用廊下、階段
緑色の塗り床に長尺シートを貼ることで落ち着いた雰囲気に変わっています。
◆廊下◆
◆階段◆
5.玄関扉
一部塗装がめくれていた鉄扉にダイノックシートを貼りキレイになると同時に大胆にイメージチェンジいたしました。
工事内容は以上になります。
リフォーム等をご検討されていましたら、ぜひ弊社までお気軽にご相談ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
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平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、弊社は、下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。
年末年始休業期間 2020年12月26日(土)より 2021年1月4日(月)まで
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。
来年も本年同様、変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い致します。
皆様どうぞよいお年をお迎えください。
こんにちは!
一気に気温が下がり、寒い日が続く毎日ですが、皆さま体調はいかがでしょうか。
さて、株式会社白鳳では塗装工事だけでなく、屋根の補修工事も行なっております!
今回は、堺市にあります戸建住宅の『屋根瓦補修工事』についてお伝えいたします。
工程を写真で見ていきます。
◆施工前◆
瓦が落ちてなくなってしまっていたり、割れて落ちているのが分かります。
*写真左中央付近に茶色く見えている溝は、雨などを逃がす為のものです。
こちらは浮いた状態になっていたり、ズレが生じています。
◆仮設足場設置◆
安全にしっかりと作業する為、足場と養生シートを設置します。
職人が高いところから落ちることのないように、また塗料が飛散するなどの近隣の方々とのトラブルを防ぐ為、
とても大切な工程です。
◆漆喰補修工事◆
瓦と瓦の間の隙間を漆喰で埋めて修繕します。
before after
きれいに隙間が埋まりましたね
◆コーキング補修工事◆
瓦の浮いている部分をコーキング材で補修します。
コーキングをすることで機密性や防水性が向上します。
今回の修繕工事は以上となります。
屋根の補修を検討されていましたら、ぜひ『株式会社 白鳳』へ。
お気軽にご相談ください!
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こんにちは!
西宮市の賃貸マンションの工事をご紹介したいと思います。
全面改修工事ということで、足場・タイル・補修・シーリング・洗い・塗装・防水・長尺・エクステリアを施工いたします。
今回は「足場工事」の様子をお伝えします★
◆工事前◆
◆足場・シート設置中◆
規模が大きいですが、5日間で足場を組みが終了しました。
こちらは規模によって工期が変動いたします。
足場を組む際、オーナー様のご協力のもと敷地内の車を移動していただきました。
シートは2日で張り終えました。
会社のロゴと、テナント様の営業中のシートも張っております。
足場が完成したら、安全対策の注意事項ボードを足場に設置していきます。
安全対策が一番大事なので、職人さんだけではなく、
ご入居者様に対してもご注意いただけるようにしております。
また進捗状況をお伝えしていきます!
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白ベースの外壁からダークグレーに思い切ってイメージチェンジしました!
色の打ち合わせを納得いくまで繰り返し、施主様のイメージ通りに仕上がりました。
気に入っていた石調のサイディング部分はエイジング塗装で色を重ねて立体感のある仕上がりにしています。
◆外観◆
◆屋根◆
◆外壁◆
最後までご覧いただきありがとうございました!!
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こんにちは\(゜ロ\)(/ロ゜)/
今回は駐車場内の補修と塗装をする為の足場を組み立てます。
ただし、今回は駐車場の中ということで、車を止めれるように移動式の足場になります(^^)/
職人さんの手によりみるみる完成していきます(*’ω’*)
移動の際足場が倒れないように頑丈に鉄筋を組み合わせて作っていきます!!!
見事な移動式の足場が完成いたしました。
これで、補修や塗装の工事ができるようになり次の工事に進んでいきます(*’▽’)
今後この駐車場がどのようになっていくかを掲載いたしますのでまた楽しみにお待ちください♪
最後までご覧いただきありがとうございました!!
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こんにちは。
本日は先月にアップ致しました、戸建住宅の福祉用内装改修工事の第2弾をお伝えします。
前回に引き続き、写真で工程を見ていきたいと思います。
第1弾はこちら
◆扉・手摺◆
・浴室扉 設置工事
開きやすく、間口が広く取れる折れ戸を採用しています。
・玄関出入口手摺 設置工事
高さがあるため、踏み台を設置しさらに手摺を付けて昇降しやすくしています。
・浴室内手摺 設置工事
転倒の危険性が高い浴室には、縦横2本の手摺を取り付けています。
・トイレ内手摺 設置工事
高さなどに考慮し、左右に取り付けます。
◆その他◆
設置した扉などに干渉しないよう、棚を作り、収納スペースを確保しました。
これにて完成です。
工事内容は以上になります。
福祉用住宅へのリフォームをご検討されていましたら、ぜひ弊社まで
お気軽にご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました!!
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本日は、京都で行いました、塗装工事の前の補修工事についてです。
工事の中で、一番大事な作業がこの補修工事です。
建物が長持ちするかは、この補修工事にかかってます。
その代表的な、補修項目をご案内致します。
①摺り込み・・・クラック(割れ)が、0.3mm以下の際にはフィーラーの摺り込み
を致します。
クラックの隙間にフィーラーを摺り込み、段差をなくし、塗装がしやすい状態にすれば完了です。
②Uカット・・・クラックが、0.3mm以上の場合に行う作業です。
0.3mm以上のクラックがあるところは、建物の構造上、地震等の力がかかりやすいところです。
摺り込み等で直してもまた割れます。
そこで、クラックに沿ってU字型に溝を掘ります。
そこに防水を兼ねたシーリングを打ち、シーリングの弾力で割れにくくします。
シーリングだけでは表面が柔らかいので、上から樹脂モルタルを塗り固くする事と表面のレベルを合わせて完了です。
③欠損補修・・・躯体一部が崩落している、躯体が浮いている部分等の補修です。
まず、欠損の部分をハンマーや鋭利な工具で斫ります、その上でキレイに清掃を致します。
掃除の後は、プライマーを塗ります。これは樹脂モルタルをが接着しやすい用にする為に塗ります。
樹脂モルタルを塗り、表面を成形すれば完了です。
④エポキシ樹脂注入・・・躯体が浮いている部分に、ボンド(エポキシ樹脂)を注入し浮きを止めます。
躯体は浮いているけど、段差がないので見た目は分からない、剥落しる心配がないときに、エポキシ樹脂の注入を行います。
浮いている部分にマークをしそこに穴をあけます、穴の中は埃が詰まっているので、エアーで埃を出します。
その後エポキシ樹脂を注入致します、次にエポキシ樹脂が穴の中で万遍なく広がる為に、ピンを入れ塊を広げます。
このエポキシ樹脂は、ガッチガッチに固まる樹脂(ボンド)なので完全に浮きは固定されます。
最後に穴を埋め戻し、平らに成形すれば完成です。
皆さん、いかがでしたでしょうか。
塗装をキレイに塗る為にも、建物を長持ちさせる為にも、補修工事は大事な工程です。
建物のクラックが目立つ、塗膜が劣化すると、補修費がかかる事をご認識ください。
最後までご覧いただきありがとうございました!!
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木津運送株式会社様に訪問させていただきました!
木津運送株式会社様のご依頼により、労働環境改善事業の一つである夏場の暑さ対策で、遮熱塗装の屋根塗装工事を白鳳が施工させて頂いています!
経営者が集まる会の仲間でもある、岡吉社長とお話しした中で、倉庫や製造業でのお困りごととなる事案のヒントを頂きました!
倉庫や工場の新築工事時に予防できると、とても維持管理がしやすそうで社員さんも満足を得られると感じました!
工場や倉庫を新築の時に工夫出来なかった場合でも、今、気がついた段階で改修工事をする事で、労働環境や、荷物の荷卸時などの作業効率がより良く改善されるのではないかと思いました!
最近では、新築の工事も請け負う事になり、その企業様の未来の計画やビジョンをお聞かせ頂き、未来に繋がる建物価値向上をして行きたいなと思います!
建物価値向上そして、建物再生のプロ集団として日々勉強です!