コラム

本日は、補修工事についてです。

2020年11月13日

本日は、補修工事についてです。

本日は、京都で行いました、塗装工事の前の補修工事についてです。

工事の中で、一番大事な作業がこの補修工事です。

建物が長持ちするかは、この補修工事にかかってます。

その代表的な、補修項目をご案内致します。

 

①摺り込み・・・クラック(割れ)が、0.3mm以下の際にはフィーラーの摺り込み

を致します。

クラックの隙間にフィーラーを摺り込み、段差をなくし、塗装がしやすい状態にすれば完了です。

 

 

②Uカット・・・クラックが、0.3mm以上の場合に行う作業です。

0.3mm以上のクラックがあるところは、建物の構造上、地震等の力がかかりやすいところです。

摺り込み等で直してもまた割れます。

そこで、クラックに沿ってU字型に溝を掘ります。

そこに防水を兼ねたシーリングを打ち、シーリングの弾力で割れにくくします。

シーリングだけでは表面が柔らかいので、上から樹脂モルタルを塗り固くする事と表面のレベルを合わせて完了です。

 

③欠損補修・・・躯体一部が崩落している、躯体が浮いている部分等の補修です。

まず、欠損の部分をハンマーや鋭利な工具で斫ります、その上でキレイに清掃を致します。

掃除の後は、プライマーを塗ります。これは樹脂モルタルをが接着しやすい用にする為に塗ります。

樹脂モルタルを塗り、表面を成形すれば完了です。

 

④エポキシ樹脂注入・・・躯体が浮いている部分に、ボンド(エポキシ樹脂)を注入し浮きを止めます。

躯体は浮いているけど、段差がないので見た目は分からない、剥落しる心配がないときに、エポキシ樹脂の注入を行います。

浮いている部分にマークをしそこに穴をあけます、穴の中は埃が詰まっているので、エアーで埃を出します。

その後エポキシ樹脂を注入致します、次にエポキシ樹脂が穴の中で万遍なく広がる為に、ピンを入れ塊を広げます。

このエポキシ樹脂は、ガッチガッチに固まる樹脂(ボンド)なので完全に浮きは固定されます。

最後に穴を埋め戻し、平らに成形すれば完成です。

皆さん、いかがでしたでしょうか。

塗装をキレイに塗る為にも、建物を長持ちさせる為にも、補修工事は大事な工程です。

建物のクラックが目立つ、塗膜が劣化すると、補修費がかかる事をご認識ください。

 

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